ダイハツサスペンス劇場

梅雨が明けきらないジメジメとした薄暗いある日のこと。
いつものように仔ソニポンがショールームで遊んでいると見覚えのない何かが落ちていることに気がついた。

あたりを見渡してみても特に変わった様子は見受けられない。
恐る恐る近づいて拾ってみる。
少し背筋が寒くなる感覚を覚えながらショールームを歩いていると、また…。

まるで車内へと誘うかのように散乱したいくつもの羽。
不可解な現象が不気味に仔ソニポンを手招きしている。

耳が痛くなるような静けさに思わず身震いしてしまう。
聞こえてくるのは仔ソニポンの足音だけだ。
そんな静寂の中、突如響いた音に心臓が飛び跳ねた。

見てはいけない気がする…でも……
小さな体で勇気を振り絞り、ゆっくりと音のした方を見上げてみると…

とんだ陽気な鳥が天井のガラスにへばりついていた!
名をタフトンというらしい。
「今日から仲間入りや。よろしくな。」

癖強な登場で現れた謎の新キャラ。
果たして仔ソニポンの運命は…!?
つづく
(うそです)